中日友好協会の程永華常務副会長は7日、第18回北京―東京フォーラムに出席した際に、「中日は共にアジアを世界平和及び安定の錨、成長の動力源、協力の新たな高地にするべきだ」と述べた。程氏の発言内容は下記の通り。
21世紀はアジアの世紀で、グローバルガバナンスはすでにアジアの時を迎えている。中日は地域及び世界の重要な国で、アジアの平和と安定を維持し発展と繁栄を促す重責を担っている。我々が十分な知恵と能力を持ち直面している困難と問題を解消できることを信じている。我々は両国首脳の重要な共通認識をしっかり実行に移し、中日友好の信念を揺るぎなくし、誠意で向き合い信頼で交わり、中日の「4つの政治文書」の原則を守り、互いに脅威とならず協力パートナーになるという政治の共通認識を実践するべきだ。両国の政治の基礎を守り、両国関係が正しい軌道の上で絶えず前進するよう促すべきだ。互恵協力を掘り下げ、共同の利益をさらに拡大し、RCEP発効や「一帯一路」共同建設などの地域協力がもたらす新たな発展のチャンスをつかみ、アジアの地域協力一体化を共にけん引するべきだ。経済・貿易・投資、サービス貿易、先進製造、デジタル経済、グリーン・低炭素、医療・ヘルスケア、第3国市場などの分野の互恵協力を持続的に掘り下げ、経済発展の新たな成長源を築き、共同の利益のパイを拡大し、高品質融合発展を目指すべきだ。共にアジアを世界平和及び安定の錨、成長の動力源、協力の新たな高地にするべきだ。我々は人文交流と相互学習を強化し、両国友好の民意の基礎を固めて拡大し、より多くの交流の場を築き、各分野・各レベルの友好の力を広く動員するべきだ。友好都市、青少年、メディア、シンクタンクなどの人文交流を積極的に展開し、両国人民の相互理解と歩み寄りを促進し、両国関係の長期安定を促すべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年12月8日