日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、ロケットの第1段メインエンジンの電源システムの異常を受け、日本の次世代主力ロケットH3の今月17日の初の打ち上げを中止すると発表した。
H3ロケットは日本の現役の主力キャリアロケットH2Aの後継機。17日午前に鹿児島県の種子島宇宙センターから初の打ち上げを実施し、地球観測衛星「だいち3号」を軌道に送り込む予定だった。しかし、ロケットの第1段メインエンジンの着火成功後、固体ロケットブースターが着火されず、ロケットが発射台を離れなかった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年2月23日