日本の参議院で28日、連立与党は野党の反対を顧みず、防衛費の大幅増額を含む2023年度予算案を多数決で可決した。日本の市民は当日、参院議員会館前で抗議集会を開いた。
同日可決された2023年度予算案のうち防衛費は6兆8219億円への増額で、2022年度の1.26倍で過去最大となった。また防衛力強化資金(3兆3806億円)も新設された。
日本各地から駆けつけた市民が同日、参院議員会館前で抗議活動を行った。彼らは「軍拡反対」「軍拡予算を阻止せよ」などのプラカードを掲げ、「戦争に備える軍拡予算に反対」「軍拡予算の実施を停止せよ」などのシュプレヒコールを上げた。
抗議活動の代表者である杉原浩司氏は新華社の取材に応じた際に、いわゆる「敵基地攻撃能力の保有」は日本国憲法に違反し、日本に戦火をもたらしうる行為であり、平和に背くものだと述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年3月29日