澤田圭史氏:新疆が海外旅行の最初の場所になって嬉しい

中国網日本語版  |  2023-06-21

澤田圭史氏:新疆が海外旅行の最初の場所になって嬉しい。

タグ:新疆 海外ツアー 旅行 大阪 領事館

発信時間:2023-06-21 11:20:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中国駐大阪総領事館が組織する第1陣の新疆訪問団の20人は、6月19−27日に新疆を8泊9日で訪問する。ウルムチ、トルファン、コルラ、クチャ、カシュガルを訪問し、新疆の南北を渡り、美しい新疆の風土と人情、独特な民族文化を深く体験する。

 日本新疆訪問団の旅費は約33万円となり、ある外国メディアは、中国はいわゆる「外交宣伝」のために日本の民衆を接待するというデマを流した。しかし、この旅費は訪問団メンバーの自己負担である。在大阪中国総領事館の薛剣領事は『環球時報』に対し、「率直に言って、この費用は日本の庶民にとっては大きな出費だが、それでも、多くの人が自費でも訪問したいと思っている。これは新疆に特別な魅力があり、日本の庶民も新疆問題の真相を知りたがっていることを意味する」と話した。

 今回の新疆訪問団のメンバーの一人である特定非営利活動法人「しあわせ」の澤田圭史代表は、40年以上生きてきて初めて日本を離れる。澤田氏は記者に対し、「新疆が海外旅行の最初の場所になることを嬉しく思っている。ついに夢が叶った」と述べた。

 澤田氏はこれまで、新疆は「荒れた砂漠」だというイメージを持っており、日本のニュースメディアの新疆に対するマイナスの報道を目にし、それは新疆の本当の姿なのだろうかと疑問を抱いた。調べてみて、新疆は「色とりどり」で、秘境のように探索・発見されるを待っているのだと気づいた。

 薛剣氏は『環球時報』に対し、大多数の人が心に「天秤」を持ち、メディアの攻撃や中傷を簡単に信じようとせず、真相を知りたいと思っており、多くの人が真相を知ってはじめてより深い思考を引き出すことができるとの見解を示した。

 薛剣氏によると、今回の訪問団メンバーは高齢・中年・青年の世代からバランス良く構成され、70~80代の高齢者もいれば、小学5年生で学校に休みを申し出て父親と参加する子供もいる。職業も多種多様で、会社員、自営業者、退職者、学生などがいる。

 今回の新疆訪問団に参加できない日本人は『環球時報』に対し、残念だと語った。薛剣氏は、次回の新疆訪問団も計画中で、情報をいち早く公表するとし、この活動が続き、日本人が新疆を訪問する機会を増やしたいと述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年6月21日

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