25日付韓国紙「ハンギョレ新聞」は、「核汚染水海洋放出は安全性で大きな物議を醸しているが、日本側は他国による独自の水質検証を各種手段によって阻止し、韓国などの利害関係国による直接のサンプリングに反対している。海洋放出後もこの立場を貫いている」と伝えた。
韓国の原子力分野の専門家である李丁潤氏は取材中、「他国による独自の検査を日本が認めなければ、私は核汚染水海洋放出の注目度が下がるのを待ち、日本がでたらめに放出することを信じて疑わない」と述べた。
米ウッズホール海洋研究所の海洋放射化学専門家のケン・ベッセラー氏も、米NPRの取材中に、「現在公表されている核汚染水データは日本が一方的に提供した内容のみで、しかもこれらのデータも不透明かつ全面的でなく、その核汚染水海洋放出が安全という説をまったく証明できない」と指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年8月28日