第6回中国国際輸入博覧会(輸入博)が11月、上海市で開催される。パナソニック中国・北東アジア社経営企画センター広報宣伝部長の山崎晋吾氏は新華社の書面取材で、「輸入博は中国の対外開放の決意を示す重要な場で、中国経済ひいては世界経済の発展の促進にとって有益だ」と表明した。山崎氏の回答内容は下記の通り。
輸入博は世界が中国を理解し、中国が世界を理解する力強い場であり、海外企業が中国の対外開放の決意を感じ取る場の一つだ。毎年の輸入博の規模及び主催者側の積極的な態度からは、中国の対外開放の決意を深く感じることができる。これは海外企業の対中投資に対して重要な意義を持つ。
パナソニックは常に輸入博を、最も重要な世界戦略レベルの展示会の一つとしている。第1回から出展しており、その内容は中国社会の発展の趨勢にしっかり沿ったものとなっている。当社は過去5年の毎年、重量級の「初」を輸入博でお披露目した。
当社は今年もオフラインの上海国家会展センターで出展し、環境事業と生活事業という中国における2大事業の展示に力を入れる。一般消費者向けの家電や住宅空間設計といった当社の伝統的な製品技術及びソリューションの他にも、スマート製造や水素燃料電池などのグリーンな発展の内容を展示する。
当社の中国事業の規模は世界事業の約4分の1を占めている。当社の中国事業には現在主に、ヘルスケア・スマートホーム、新エネ車部品、スマート製造の3つが含まれる。
中国の持続的な対外開放は世界経済の発展に対して非常に重要な意義を持つ。中国は新たな発展段階に進み、高水準の対外開放を持続的に拡大し、海外企業の中国での発展により多くのチャンスをもたらした。輸入博という場は相互交流の担い手で、中国経済ひいては世界経済の発展の促進にとって有益だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年9月26日