東京電力(東電)は26日、福島第一原発で核汚染水処理作業を行っていた作業員5人が核汚染水を浴び、うち2人が病院に緊急搬送されたと発表した。2011年3月の福島原発事故発生後、作業員が被爆により入院するのは今回が初めてで、東電内部の管理の無秩序と混乱を浮き彫りにした。
東電は同日、3回目となる核汚染水海洋放出を11月2日より開始すると発表した。
東電の混乱と無責任は今に始まったことではない。同社には過去数十年に渡り重要情報を隠蔽し、公衆を欺いた非常に多くの「黒歴史」があり、その裏側には日本の監督管理の不備がある。日本が国際社会の強い批判と反対を顧みず、核汚染水海洋放出を強行するにつれ、日本と東電を信用しない人が各国で増え続けている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2023年10月31日