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日豪の措置、アジア太平洋を危機的状況に引き込む

中国網日本語版  |  2024-01-17

日豪の措置、アジア太平洋を危機的状況に引き込む。

タグ:オーストラリア アジア太平洋 ミサイル 

発信時間:2024-01-17 14:31:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 複数の日本政府筋は15日、日本とオーストラリアの両政府が、両国周辺で有事が発生した場合の日本自衛隊とオーストラリア軍の情報共有など、連携強化策を協議していると明かした。また「中国の行動」を念頭とし、共同訓練の拡充やオーストラリアでの長射程ミサイル発射試験も検討しているという。

 これは日本の岸田文雄首相とオーストラリアのアルバニージー首相が2022年10月に調印した新しい「安全保障協力に関する日豪共同宣言」を一歩ずつ実行に移す動きであり、また米国の取り持ちと働きかけの結果でもある。両国は米国の意思と計画に基づき、軍事面で徐々に交流と協力を強化し、さらには公然と中国対抗を目標にするとした。これが地域情勢に及ぼす影響は必ず破壊的で悪質なもので、地域平和の環境を損ね、緊張ムードを高める。アジア太平洋地域を安全の苦境、もしくは罠に落とす。

 今回明らかになった一つの動き、つまり日本がオーストラリアでの長距離ミサイル発射試験を検討していることには特に注意すべきだ。日本国内には戦略的な奥行きがなく、中・長距離ミサイル発射試験の条件を備えておらず、かつ平和憲法の拘束を受ける。オーストラリアの土地を借りることは日本にとって、当然ながら願ってもないことだ。オーストラリアは米国の悪意ある誘惑とミスリードにより、不可解な「危機感」を抱いている。日本の危険な動きを警戒しないばかりか、さらには盲目的に協力し支持している。これは非常に遺憾なことだ。

 この動きが実現されれば、日本の平和憲法に対する徹底的かつ実質的な裏切りと突破になる。これは多くの日本人を含むアジア太平洋のすべての平和を愛する人から強く懸念され、断固反対される。日本メディアは先ほど米日豪防衛関係を「ゲームのルール変更」と例えたが、日本の長距離ミサイルの発展は事実上単なる「ルール変更」ではなくなっている。日本軍国主義の侵略を受けた国にとって、これは悪魔の封印を解くようなものだ。

 世界の地政学的な緊張が激化してから、日本は常に概念をすり替え、地域諸国の平和への期待をその積極的な軍事力の発展への黙認、さらには支持へとすり替えている。日本の行為が地域の緊張情勢の激化を強く刺激していることは事実によって証明されている。かつての日本軍国主義の侵略行為の被害者であるオーストラリアと南太平洋諸国は、何があっても日本の軍事的な野心を助長するべきではない。

 「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月17日

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