日本の政界の動向は現在、複雑になってきている。安倍派、二階派、岸田派の3大派閥の解散が、日本の政治を無派閥時代に突入させるかについては、今後の経過を見守る必要がある。派閥政治に終わりを告げるのは岸田氏の本意ではなく、自民党の権力争奪のステップ、岸田氏の現在の政治情勢における保身の行動だ。岸田氏本人も実際には派閥に執着している。慣例によると、岸田氏は首相当選した後に派閥を抜けるべきだったが、実際には今回のパーティー券問題が明るみに出てから宏池会の脱退を宣言した。岸田氏本人の首相就任も派閥の支持を受けた。麻生派、茂木派、安倍派の力強い支持がなければ、今日の「岸田首相」は存在しない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月23日