「アジアのデトロイト」と呼ばれるタイの自動車市場で勝つため、中国と日本の自動車メーカーは開催中の「バンコク国際モーターショー」に登場し、豪華な展示ブースで競争を繰り広げている。ロイター通信は、「EV販売の好調により、中国自動車メーカーが本モーターショーの注目の焦点になり、長期的にタイの自動車市場を主導してきた日系大手に厳しい挑戦をもたらしている」と伝えた。
長期的にタイの自動車業界で働く王氏は28日、「環球時報」の取材で、「バンコクモーターショーは5年前は日本ブランドが主流で、中国ブランドは1社もなかった。今回展示ホールに入ると、中国ブランドが集団で登場したことに驚かされた。中国車ブランドはわずか5年でバンコクモーターショー全体の半数を占めた」と述べた。
日本の共同通信は27日、「バンコクモーターショーで、中国勢は少なくとも8社が出展。過去最大の展示規模となり、長く現地に根付き圧倒してきた日本勢と展示スペースなどで拮抗している」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月29日