統計によると、中国ブランド車の2023年のタイEV(電気自動車)市場におけるシェアは80%にのぼった。タイのEV販売トップ10のうち中国製は8車種。「NIKKEI Asia」は、「タイの23年の新車販売市場で、中国メーカーのシェアが11%と前年比で2倍以上に増えた。日本車のシェアは8割を切った。日本車は長期的に9割を占めていた」と伝えた。
中国自動車メーカーはバンコクモーターショーで最新の車種を発表する他、現地化生産計画を発表した。BYDの重役によると、建設中のタイ東部工場は今年7−9月に稼働開始する予定。年間生産台数は15万台で、極力タイ市場で販売するという。長城汽車は今年1月よりタイでEVの生産を開始した。名爵も年内に生産を始める見込みだ。中国自動車メーカーは、この東南アジア最大の自動車製造センターで、投資総額14億4000万ドルを超える製造拠点を建設すると約束している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年3月29日