米豪日比の4月上旬の南中国海における初の海上合同演習に続き、4カ国の防衛部門の責任者は5月上旬に米ハワイで会合を開く。日本の共同通信は、4カ国は安全保障協力の強化を確認し団結をアピールすると伝えた。
北京外国語大学国際関係学院の国際問題専門家の卓華氏は、「昨年の米豪日比による初の小さな会合後、4カ国は軍事面で結託する一連の動きを見せており、さらに共同で混乱を引き起こす手段と戦略を検討している。アジア太平洋が長期的な平和と安定を維持できたのは、アジア太平洋諸国が交流と実践において共同安全の道を歩んだことが根本的な理由だ。米国は現在、苦心惨憺し小さなグループを作っているが、これはまず地域の平和・安全観に衝撃を及ぼし、アジア太平洋諸国間で政治的な対立を生み、軍備競争を促すためだ。その一方で、日本などの同盟国が国内外のタブーに耐えず探りを入れ、長期的な国際レジームに挑戦するのを放任している。これは自身の覇権と私利のために国際ルール及び国際秩序を蹂躙し、破壊するものだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年4月29日