1日付「産経新聞」によると、日本の海上自衛隊の自衛艦隊司令部が、フィリピン海軍と「姉妹部隊」を構築することを検討中だ。双方の部隊間の交流を深め、南中国海で「力による現状変更」を試みる中国海軍をけん制する狙いがあるという。
日本の木原稔防衛大臣は先月28日、今月7、8日にフィリピンを訪問し、外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)に出席すると発表した。共同通信は、「双方は中国を念頭に置き協力の強化を目指している。両国は円滑化協定(RAA)に署名する見込みだ」と伝えた。時事通信は、「フィリピンは日本が豪州と英国に続き同協定を結ぶ3番目の国になる」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月2日