インドの「Financial　Express」は17日、インドと日本は19−21日に外務・防衛閣僚会合（2プラス2）を開催すると伝えた。両国の2プラス2は2022年9月ぶり。両国のメディアが会合前に発表した情報によると、両国は防衛関係を強化し、日本のインドへの国防装備品の輸出などについて検討すると見られる。

「Nikkei　Asia」によると、日本がインドに軍艦搭載の先進的な通信アンテナを提供するという新たな防衛関連の合意の発表が、今回の対話の重点となる可能性がある。これらのアンテナは現在、海上自衛隊の先進的な護衛艦に搭載されており、ミサイルと無人機の動向をスムーズに探査できることで知られる。インドの海上防御能力を高める見込みだ。

「Financial　Express」は日本メディアの情報を引用し、これが合意に至った場合、日本の国防輸出政策の重要な一歩を象徴する出来事になると伝えた。これは昨年のフィリピンへのレーダーシステムの提供に続く、日本にとって2回目の国防設備フルセット輸出となる。この取引はインドによる国防調達先の多元化を促し、そのロシアへの依存を弱める見込みだ。この予想されている合意は、インドと日本が強化を続ける戦略的パートナーシップを浮き彫りにした。今回の2プラス2ではさらに、合同演習の頻度及び質の向上などの、二国間関係のその他の重要内容について協議される。

｢中国網日本語版（チャイナネット）｣2024年8月19日