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米価格高騰は中国のせい? 矛盾する日本メディアの報道

中国網日本語版  |  2025-02-28

米価格高騰は中国のせい? 矛盾する日本メディアの報道。

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発信時間:2025-02-28 16:14:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

NHKの最近の報道によると、日本の米価格は昨年下半期より高騰し、今月の価格は前年同月比で90%上昇した。多くの市民と専門家がこの問題について考える中、日本メディアが国内の多くの商品の価格変動を中国のせいにしようと試み、さらには自己矛盾していることに中日両国のネットユーザーが気づいている。

ANNは16日の番組で取材先からの「スクープ」として、日本の米価格は「中国人によって高騰」と伝えた。しかし同メディアはいわゆる証拠を示さなかった。ある目撃者は、横浜中華街で中国人とみられる女性が米を購入し、「あるだけ買う」と言ったと話した。日本メディアはこの女性の身元や購入した米の最終的な行き先を確認しなかったが、この誘導により一部の人はコメント欄で「中国人のせいで日本人が米を買えなくなった」と非難した。

しかしこの説は直ちに別の日本メディアとネットユーザーによって退けられた。「週刊文春」などの報道によると、日本の米価格の急騰は主に、米産地の昨年夏の異常な猛暑だ。他にも日本政府は農業協会の利益を保護するため備蓄米を出し渋り、問題をさらに悪化させた。

日本のニュースサイト「ITmedia」は26日の記事の中で、日本社会の問題を中国のせいにするのは、一部のメディアによる常套手段だとした。さらにある日本のネットユーザーはこれまでの報道を引用し、米ロサンゼルスのスーパーで販売されている日本産の米は、輸送費や税金などのコストを加えても、販売価格が日本よりも安いと指摘した。この差額は「米が外国人に買われた」で説明できるだろうか。

中日両国のネットユーザーによると、日本メディアが中国のせいにする商品には米の他にも、コーヒー、魚、牛肉、胡椒、ココア、日本産ウイスキーなどがある。切り口がそれぞれ異なり、さらには自己矛盾している。

例えば中国人による米購入のせいにすると同時に、「日本経済新聞」は2月18日の番組で、「日本産ウイスキーの販売不振、価格が下落」について胸を痛めた。同メディアによると、以前は中国が日本産ウイスキーを大量購入しており、多くのメーカーが生産と調達を拡大したが、中国人客の消費の熱が下がり、大量のウイスキーを溜め込んでいたメーカーが対応できなくなり、価格が持続的に下落しているという。

「日本経済新聞」は昨年5月に「コーヒー豆高騰、その裏に中国『悪魔のフルーツ』人気」と題した記事の中で、中国で近年ドリアンの需要が旺盛になっていることから、東南アジア諸国の農家が日本がかつて大量調達していたコーヒー豆ではなくドリアンを栽培するようになり、日本人が飲むコーヒーのコストが大幅に上がったとした。この「すべては中国のせい」という筋書きは現在の経済体制の複雑性を無視し、かつ対立を生みやすく、問題の真の解消に不利だ。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年2月28日

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