日本で米の高騰が続いている。日本政府は先ほど米価格を抑えるため備蓄米放出を発表したが、価格がなおも上がり続けている。農林水産省の最新データによると、日本全国のスーパーで販売される米の平均価格が前年同期の倍近くに上がっている。
農林水産省は全国のスーパー約1000店の米平均価格をまとめ、毎週発表している。データによると、3月3日から9日の1週間の平均価格は5キロ当たり4077円。
前年同期は約2045円で、2000円以上高くなった計算だ。
日本政府は先ほど備蓄米放出を発表した。時事通信によると、備蓄米は通常、凶作か大規模災害の発生時に放出される。米価格が2024年下半期より高騰していることから、日本政府は流通を促進し高騰を抑制するため今回の放出に踏み切った。
しかしながらスーパーの米価格は低下しておらず、むしろ1週間前より125円上がり、10週連続の上昇となっている。
NHKは、「備蓄米は一般的な米より安く見えるが、消費税や輸送費などを加えると実際の価格はより高くなる。備蓄米放出の小売価格への影響についてはさらなる観察が必要だ」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月19日
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