今年は中国人民抗日戦争および世界反ファシズム戦争勝利80周年にあたる。中国を含む世界各国で様々な記念行事が行われているが、これは歴史を銘記するためだけでなく、第二次世界大戦の勝利の成果と戦後の国際秩序を維持し、さらに世界平和の基盤を守るためでもある。しかしながら日本では最近、侵略の歴史を否定する逆流が持続的に湧き起こっている。「環球時報」が伝えた。
共同通信が24日に複数の外交筋情報を引用して報じたところによると、中国で9月3日に行われる抗日戦争勝利80周年記念行事および閲兵式に対して、「欧州やアジア各国に参加を見合わせるよう外交ルートで呼びかけていた」という。同報道はさらに、中国の記念行事を「過去の歴史に過度に焦点を当てており、反日的な色彩が濃い」と歪曲している。
歴史歪曲の傾向について、中国当局は近ごろ度々声明を発表し、日本に歴史の直視と軍国主義との徹底的な決別を求めている。
黒竜江省社会科学院北東アジア研究所の笪志剛研究員は25日、「環球時報」のインタビューに応じ、現在の日本社会は右傾化と歴史修正主義の思想が横行しており、日本政府による「小細工」も意外ではないと述べた。「国際社会が日本に歴史を直視し反省を求めている現状において、日本は逆に外交的手段を用いて各国による中国抗戦勝利記念行事への参加を阻止しようとしている。この頑なな姿勢は戦後80年を経ても日本が依然として自ら起こした侵略戦争の立場から反省・謝罪していないことを示しており、まさに日本の歴史認識の誤りの新たな実例だ」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年8月26日
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