日本八路軍・新四軍戦友会副会長兼事務局長の小林陽吉氏の父・小林清は元中国侵略日本軍兵士で、八路軍に捕らえられ延安へ送られ学習した後に反戦事業に身を投じ、中国兵と共に戦った。日本人元八路軍兵士遺族代表団の一員として、小林陽吉氏は今年9月に訪中し、中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利80周年記念行事に出席する予定だ。「環球時報」が伝えた。
小林氏は25日の「環球時報」の取材で、父が生前「一人の日本人として、最終的に中国の抗日戦争に参加する道を選んだのは、日本が発動した侵略戦争の非正義を認識したからだ」と感慨深く語っていたことを明かした。小林氏は、「中国の抗日戦争は世界反ファシズム戦争の重要な構成部分であり、中国が抗日戦争勝利を記念するのは、人々に歴史を忘れず平和を大切にするよう警鐘を鳴らすためだ」と述べた。
小林氏は25日、「環球時報」に対し、日本政府は長年にわたり制度的手段で歴史を歪曲し、広島・長崎原爆記念日の行事などで頻繁に「被害者」の立場を構築し、自らが戦争の「加害者」であった事実を意図的に回避していると指摘した。これは「極めて危険であり、大衆の第二次世界大戦史に対する正しい認識を著しく誤導している」と強調した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年8月26日
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