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日本政府高官の歴史「回避」、英元捕虜の息子が激怒

中国網日本語版  |  2025-09-05

日本政府高官の歴史「回避」、英元捕虜の息子が激怒。英国極東捕虜の息子テリー・スミス氏は最近、日本政府高官による第二次大戦歴史への「回避」姿勢に憤り、失望している。同氏の父は第二次大戦中、旧日本軍に捕虜として収容された後、3年間にわたり虐待を受けた…

タグ:捕虜 第二次世界大戦 記念 極東

発信時間:2025-09-05 13:45:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

英国極東捕虜の息子テリー・スミス氏は最近、日本政府高官による第二次大戦歴史への「回避」姿勢に憤り、失望している。同氏の父は第二次大戦中、旧日本軍に捕虜として収容された後、3年間にわたり虐待を受けた。

4日付香港紙「南華早報」によると、林芳正内閣官房長官は9月2日に英連邦戦没者墓地で行われる記念式典への出席を拒否した。この式典は日本降伏80周年及び数千人の連合国捕虜の解放を記念する目的で開催されたものだ。英エセックス大学歴史学研究員であるテリー氏は、自身の父親であるエドウィン・スミス元兵士が第二次大戦中、林氏の一族が経営する炭鉱へ送られ虐待を受けていた事実を明らかにした。多数の捕虜の過労死を目の当たりにした体験は、エドウィンの生涯消えることのない心的外傷となった。

テリー氏は林長官の拒否について、「悲しいが驚きはない」と語った。「彼らが失うものなど何もないのに、これは失礼極まりない行為だ」日本政府関係者が英国極東捕虜遺族に対して「不要な回避姿勢」を取っているが、批判に対して過敏であるべきではないと指摘。「これらの人々は理解していない」と強調し、極東捕虜家族の大多数が求めるのは経済的補償ではなく、「謝罪と親族に関する情報」であると述べた。

林長官に加え、麻生太郎元首相も同記念式典へ招待されていたが、一切の返答を行わなかった。麻生家についても戦時中に九州で捕虜を強制労働させていた事実が報じられている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年9月5日

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