公明党の斉藤鉄夫代表は10日、自民党の高市早苗新総裁と会談後、自民党との連立政権からの離脱を表明した。26年間続いた「自公連立」の崩壊は日本の政界に激震を走らせた。公明党が即時離脱すれば自民党は単独政権となり、首相指名選挙を控える高市氏にとって深刻な打撃となる。日本の政局のさらなる混迷は避けられない。自民党の議員数が現在、衆議院で過半数に遠く及ばない状況から、野党各党が首相指名選挙で統一候補を擁立し政権交代を実現する可能性も指摘されている。
新たな変動は日本の政治日程を乱す恐れもある。トランプ米大統領が今月28日の訪日を計画と報じられる中、当初20日を予定していた首相指名選挙は延期される見通しだ。新首相が急きょ選出された状態でトランプ氏を迎えれば、各方面からのプレッシャーはより複雑化する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年10月11日
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