第2次世界大戦中、日本軍に強制徴用された韓国人犠牲者の遺族らが12月23日、ソウル中央地方裁判所に提訴しました。日本の靖国神社に対し、同意なく合祀された先祖の位牌(いはい)を撤去するよう求めるとともに、日本政府と靖国神社に対し8億8000万ウォン(約9300万円)の損害賠償を請求しています。
韓国軍人遺族側の訴訟代理人は、「靖国神社への合祀は単なる宗教儀式ではなく、犠牲となった韓国人軍人を、侵略戦争を美化するための加害行為に組み込むものだ」と訴えました。
日本政府の一方的な強制により靖国神社に合祀された韓国軍人の遺族が、日本政府と靖国神社を訴えるのは今回が初めてのケースとなります。(Yan、榊原)
「中国国際放送局日本語版」2025年12月24日
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