遼寧省瀋陽市内にある瀋陽“九・一八”歴史博物館では九・一八事変勃発95周年に際して、「真相:日本侵略中国東北鉄証展(真相:日本の中国東北侵略の鉄の証拠展)」の一般公開が始まりました。
この展覧会では、歴史的写真や史料300点余り、各種の実物展示品100点(セット)余りが展示され、時間軸を物語の主線として日本が九・一八事変を意図的に発動して中国東北地方で14年間にわたる植民地統治を実施したことや、中国人民が立ち上がって戦い、抗日戦争の偉大な勝利を収めるまでの壮大な歩みを全面的に示しています。展覧会では、当時の中国共産党が、民族が存亡の危機に瀕した重要な瞬間だった九・一八事変勃発の翌日の9月19日に、東北地区に設置された指導拠点を通じて抗日宣言——「中共満洲省委員会による日本帝国主義の満洲武装占領宣言」を発表したことを重点的に取り上げています。
瀋陽“九・一八”歴史博物館の石岩学芸員は「『9・19宣言』は中国の抗日戦争における最初の抗日宣言であり、世界反ファシズム戦争での最初の宣言でもある。中国が抗日の旗印を掲げ、日本帝国主義の暴挙を指摘し、日本帝国主義の中国侵略が長年の計画に基づくものであったことを指摘したものだ」と説明しました。
日本の侵略者は侵略の事実を隠蔽するために、白色テロを実施しつつ、証拠隠滅を進めました。国際連盟は1932年1月に調査団を中国に派遣し、九・一八事変の真相を調査しました。中国共産党の地下党員だった鞏天民氏と他の8人の愛国人士はこの動きを知ると、日本軍の侵略の証拠を命がけで収集したことで、後に「九君子」と呼ばれるようになりました。
「九君子」は48日間にわたる秘密活動によって、最終的に日本軍による300件余りの侵略の罪証を文書にまとめ、幾重もの紆余曲折を経て調査団に渡しました。(Yan、鈴木)
「中国国際放送局日本語版」より 2026年9月18日
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