◆第13次五カ年計画に自信、幸先良いスタートを実現へ
・GDP、2020年に90兆元超え
産業構造の改革とアップグレードを加速し、2020年までに先進製造業、現代サービス業、戦略的新興産業の比重を大幅に高める。労働生産性を1人平均8万7000元から12万元以上とする。李克強総理は2020年までに、中国のGDPが90兆元を超え、発展の質と効果が大幅に向上すると強調した。
・都市部移住計画、都市化率を60%に
新型都市化の推進、都市部・農村部の調和的な発展により、都市部・農村部の格差を縮小する。これは経済構造調整の重点であり、発展の潜在力を引き出す鍵となる。人を中心とする新型都市化の推進を深化し、約1億人の農業移転人口とその他の常住人口を都市部に移住させ、約1億人が生活するバラック区と城中村(都市の中の農村)の改築を終え、中西部の約1億人の現地都市部への移住を促す。2020年までに常住人口の都市化率を60%に、戸籍人口の都市化率を45%にする。2020年までに食糧などの主要農産物の供給、質の安全などの保障を強化し、農業の現代化水準を大幅に高める。
・高速鉄道と高速道路の「二つの3万キロ」
インフラの相互接続を推進する。高速鉄道の総延長を3万キロとし、8割以上の大都市をカバーする。新設・改築高速道路距離を約3万キロとし、都市部・農村部のブロードバンドネットワークの全面的なカバーを実現する。