・インフラ整備、交通・エネルギーの進展
4Gの普及により、ネット通販や微信(WeChat、スマホ向けインスタントメッセンジャー)などのモバイルネットワークが普及している。これはインフラの高い重要性を示している。インフラによる支援力を強化するため、第13次五カ年計画期間(2016−20年)に交通建設、エネルギー発展、水の安全保障に関する一連の重大プロジェクトを実施する。
北京〜香港(台北)などの8本の高速鉄道を建設し、地域連結線を拡張する。高速鉄道の総延長を3万キロとし、8割以上の大都市を網羅する。
7本の首都放射線、11本の南北縦線、18本の東西横線、および地域環状線、並行線、連絡線などによる国家高速道路網の建設の推進を加速する。
北京・天津・河北、長江デルタ、珠江デルタの世界クラスの空港群を建設する。民間貨物用空港を50以上追加する。
「四沿」通路、港湾・空港、都市群交通、農村交通、交通中枢、スマート交通などの一連の重点プロジェクトを打ち出す。
沿岸部の新たな原発プロジェクトを建設し、「西気東輸」(西部のガスを東部に送る)、陝京線、「川気東送」(四川省のガスを東部に送る)を中心とする天然ガスパイプラインを整備する。
434カ所の大型灌漑エリアで、関連設備の整備、節水型改造などの重大プロジェクトを完了する。
九三学社浙江省委員会常務委員の呉鴻委員は、「これらの重大プロジェクトの実施により、インフラ整備のスペースを切り開き、安全かつ高効率の、スマートでグリーンな、相互接続する現代インフラネットワークの整備を加速し、経済・社会の発展に対する支援・けん引効果をより良く発揮する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年3月7日