・健康中国行動計画、人々の充足感を高める
今後5年間は、小康社会の全面的な建設の勝利を決める重要な段階だ。同草案は社会の建設と国民生活の改善に根ざし、貧困脱却、教育の現代化、健康中国、公共サービス、雇用促進、社会の思いやり、文化という7分野の重大プロジェクトと行動計画を打ち出した。これによって国家のソフトパワーを強化し、国民生活の改善により人々の充足感を高める。
貧困脱却の重点プロジェクトのうち、特色ある産業により3000万人以上の貧困層を貧困から脱却させ、1000万人を転換就業させ貧困から脱却させ、1000万人の貧困層を都市部に移住させ、農村道路を100万キロ整備するといった重大プロジェクトが特に印象的だ。
中国農工民主党江西省委員会主任委員の鄭小燕委員は、「中国の貧困扶助活動は、中国の特色ある中国の道を歩んでいる。電子商取引、太陽光発電、農村観光による貧困脱却といった特色産業・職業による貧困扶助・脱却は、新たな経済の原動力になる」と指摘した。
健康中国行動計画は、▽重大慢性疾患による早死死亡率を10%引き下げる▽30分内現場医療サービス圏を構築する▽都市部団地の15分内フィットネス圏を構築する▽青年の健康指標目標達成率を95%以上とする――といった重大プロジェクトを打ち出した。
農工民主党寧夏回族自治区委員会主任委員の戴秀英委員は、「これらの目標は医療のみならず予防を重視しており、国民の健康水準の向上を支持・保証している。これは小康社会の全面的な建設の一部だ」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年3月7日