野生のアジア鯉は中国で珍しい魚だが、ここ数年、米国に浸透し、数が大幅に増加している。米国メディアによると、この「最も危険な外来魚類」は、米国の水界生態系を破壊し、米国政府は「軍隊を使って鯉を殺す」とまで表明している。
米国のあるメディアの6月5日の報道によると、「両江漁業会社」という中国企業は、250万ドルを投資し、ケンタッキー州にアジア鯉の処理工場を建設することを計画している。米国の漁民から鯉を買い付け、処理後にアジア市場で食品として販売するほか、飼料や化学肥料の原料にもするという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年6月7日