気温が上がる中で、エアコン購入を考える人も少なくないだろう。夏の訪れにともない、エアコンを使い始める家が増えてきた。しかしエアコンに近すぎたり、長時間使っていたりすると健康によくないこともある。エアコン使用の注意点をご紹介する。
(1) エアコンは定期的に掃除を
エアコン内部は埃がたまりやすいため、定期的に掃除する必要がある。特に各シーズンに初めて使う前には、フィルターの埃や吹き出し口を中心にきれいに掃除するべきだ。
(2) 長時間エアコンの風にあたらない
エアコンは空気中のイオンを変化させる。長時間エアコンの風にあたっていると脳の神経の調子が狂い、頭痛やめまいといった症状がおこる可能性がある。また長時間座ったままエアコンの風にあたっていると、肩こりや抵抗力低下をまねく可能性がある。
(3) 大汗のままあたらない
人間は発汗時に毛根が開いているため、突然涼しい環境に入ると毛根が縮小して毛穴が塞がり、またカゼに感染する可能性もある。汗をふいてからエアコンを使うとよい。
(4) 一晩中つけっぱなしは避ける
昼夜は気温差が大きく、夜は比較的涼しい。また夜は人間の体が安静にしていることから発熱量が小さいため、一晩中エアコンをつけておくと体調を崩しやすい。窓を開けて自然の風を入れる方が健康のためにはよい。
(5) エアコンの風を直接受けない
エアコンの風を直接受けると、特に顔や頭、胸などは長時間冷たい風にさらされると麻痺や頭痛、めまいなどを生じる可能性がある。
(6) 定期的に換気をする
毎日エアコンのスイッチを入れたらまず窓を開けて15分換気をする。最初は若干長めの時間がよい。換気でエアコン内部の細菌やカビなどを追い出すのだ。普段の使用時にも定期的に窓を開けて換気するのがよい。室内の有毒な気体の濃度を減らし、新鮮な空気を定期的に入れるためだ。
(7) エアコンの室内で喫煙しない
エアコンを使っている室内で喫煙すると、空気の質がさらに悪くなる。室内の空気が換気されないため、タバコの煙の中のニコチンや一酸化炭素といった有害なガスがずっと蓄積するためだ。長時間になると健康に大きな被害がでる。銭江晩報が伝えた。
「人民網日本語版」2013年6月8日