結局、男が結婚相手を選ぶ上で、女性の育った家庭の条件にこだわるかどうかは、人それぞれだ。完璧を求めすぎず、絶対的な考えに固執せず、全体を俯瞰する態度でこの問題に対処することが肝要である。
例えば、ある結婚話で、両家の家庭の釣り合いが取れていない場合でも、女性側の家庭が男性側の家庭の価値観に従う、あるいは受け入れ、男性側の過程もより開放的な態度で容認すれば、子供達の結婚はバランスの取れたものになるだろう。反対に、両家がそれぞれの観念や習慣に固執するなら、より多くの問題が発生することは避けられない。
また、両家の三観(世界観、人生観、価値観)に大きなギャップがあると、第三世代以降に問題が起こる場合が多い。若夫婦が独立して子供を育て、両家の両親による子育てへの介入が少なければ、家柄の違いが若夫婦の結婚生活に及ぼす影響は最小限に抑えられる。しかし、若夫婦が一方あるいは両方の両親に頼り過ぎて子育てを行えば、両家の間に様々ないざこざが生じるのは目に見えている。(編集KM)
「人民網日本語版」2013年6月23日