中国に住むムスリムが一年に一度のラマダン期間に入った。新疆ウイグル自治区のウルムチなどムスリムが多く住む地域の多くの商店は通常通り営業しており、市場にも豊富な食料が揃っている。
ウルムチの大湾や賽馬場などのウイグル族居住地区を訪れても、軒を連ねる多くの商店が通常営業し、スーパーも客で賑わっており、八百屋も大盛況だった。二道橋の国際大バザールには国内外からの観光客が押し寄せ、店員が熱心に呼び込みをしている。
パキスタン銅器を取り扱うウイグル族の店主は「数日前は客足が少なかったが、ここ数日は回復している」と教えてくれた。
「大分客足が伸びてきた。休暇シーズンに入り、観光客が増えた。これからもっと良くなって、商売も繁盛するだろう」と話す店主は、「中央政府も国内の各地域も新疆を支援してくれている。新疆自身も発展のチャンスを逃したくない」と今後の更なる発展に期待を示した。
店主はまた、「党の政策は素晴らしい。ここには色々な民族が集まっているが、皆仲良くやっている。家族のようなものだ。治安も全体的に良くなっているし、とても平和である」と自信たっぷりに話していた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年7月12日