日本全国に残る「大禹治水」(黄河流域が大洪水に見舞われた際、時の皇帝大禹が洪水を治めた出来事)と関係する痕跡について考察した書籍「治水神・禹王をたずねる旅」が出版された。
地震が多い国である日本は、昔から絶えず洪水などの自然災害と戦ってきた。治水の精神的なシンボルである大禹皇帝を祭っていた場所、北海道から沖縄まで63カ所の「大禹祭祀」と関係する痕跡が確認された。
同書は五章の構成。第五章は「中国からアジアへ――日中韓の共有する文化」と総括してある。執筆者は法政大学教授の王敏である。なお、同氏の関連記事が本紙上(http://japanese.china.org.cn/life/2013-04/27/content_28678215.htm)から読むことができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年7月31日
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