路上で目玉焼き、アスファルトの上で焼肉・・・などなど猛暑が続く中国の様子が国際メディアで話題となり、世界中が焼けつくような暑さへと向かう中国の熱気を感じている。
「中国の商業の中心地が140年ぶりの最高気温を記録」「熱波の影響で少なくとも10名が死亡」「中国、初めて最高レベルの高温緊急警報を発令」などの具体的な数値で示されるニュースとともに、「汗だくになる」中国の様子が伝わる中、海外メディアでは中国の人々の独創性あふれる「暑さ対策」、例えばクーラーの効いた地下鉄で涼んだり、スーパーでお昼寝したり、更には川で食事したりする様子も注目されているようだ。
中国だけではなく、日本や欧米諸国の各地も近日、猛暑に見舞われており、熱波の影響により、イギリスでは1千人近くが命を落としている。ロシアの北極圏に位置する都市でも32度という高温を記録した。
「今年の夏は地球温暖化の影響でより一層厳しい暑さとなるのか」との疑問に対し、専門家の意見は分かれている。各地を襲う熱波は地球温暖化の兆候であるとの見方がある一方、「我々はもともと極端な異常気象が起きても珍しくない星に住んでいる」と指摘する専門家もいる。そして今、多くの国で熱波が最も危険な自然災害になっているということは、もはや無視できない深刻な事実である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月1日