東方航空は飛行機をメルボルンへと引き返すことを決定。約300の乗客は一様に冷静かつ人道的で、航空会社側の判断に同意した。指を挟んだ男の子は治療時間を確保することができたが、300名近い乗客が4時間のロスを被ることになった。しかし、誰一人不満を漏らす乗客はいなかったという。飛行機は上空で60トンの燃料を消耗し、40万元の損出を出した。
近年、中国経済の急速の発展に伴い、これまで平凡な暮らしをしていた中国人が飛行機で国外に旅行にでるようになった。ときに空港や機内でモラルの低い言動が見受けられ、ネットで話題になっている。中には一部の出来事を持ち出して中国人のモラルは低いと指をさす。