記事によれば、露介雍さんは市民として、オーストリア人権委員会に対し、当ゲームが「民族差別」であると訴えた。同氏は「ゲームに使用されるOrientという単語が問題のキーワードだ。決してWhore(娼婦)にあるのではない。Orientは華人にとって、Nで始まるアフリカ系アメリカ人の別称と同じことである。これは19世紀の植民地文化の産物であり、老いた中国系地域住民の心を傷つけるものだ」と主張している。
露介雍さんは以下のように主張する。「2009年にアメリカ・ニューヨーク州では公式書類にOrientalという単語の使用を禁止している。オーストラリア当局は、豪中関係に資するべき行動をとるべきであり、両国の相互理解と相互繁栄を促進させるための研究開発プロジェクトを促進させるべきである。両国間で作るべきものは、強い信頼関係と文化理解であり、差別や敵対ではない」。自分もゲーム好きで『L.A.ノワール』も大好きだと話す同氏は、ゲーム名称を改めるようTeam Bondi社に呼びかけている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月4日