アニメ会の巨匠・宮崎駿の映画「風立ちぬ」が7月20日に日本で公開され、日本メディアの議論の焦点となった。「風立ちぬ」の主人公は、ゼロ戦の開発者である堀越二郎であるため、宮崎駿の新作にはさまざまな声が寄せられていた。宮崎駿は韓国でインタビューに応じた際に、「日本は韓国と中国に謝罪すべき」と発言したため、日本国内では「売国奴」と呼ばれるようになった。
日本は中韓に謝罪すべき
「風立ちぬ」は、太平洋戦争の時期の三菱航空機の堀越二郎に関するノンフィクションだ。本作は宮崎駿を「政治問題」に陥らせた。韓国の多くのネットユーザーは、「本作は戦争に貢献した人間を美化している」とした。この論調は韓国のネット上を席巻した。本作は9月に韓国で公開されるため、宮崎駿は7月26日の「風立ちぬ」韓国発表会において、説明を余儀なくされた。
予想外にも、宮崎駿は発表会で中立的な立場を示した。「日本は早く慰安婦問題を処理し、韓国と中国に謝罪すべきだ」宮崎駿は慰安婦問題の原因は、「第二次世界大戦中に、日本政府は日本人を重視せず、そのため他国の国民に対しても重視しなかった」ためだとし、「東アジアのすべての国家は平和的に交流するべきであり、中韓と日本は争い合うべきではない」と主張した。この発言はその後、日韓のネットユーザーに大きく取り沙汰され、宮崎駿の政治傾向が最大の話題となった。
日本 宮崎駿を国外追放せよ
宮崎駿の発言は日本で大きな反響を生んだ。多数の日本人ネットユーザーが自国のアニメ界の巨匠を批判した。