ヤフージャパンでは、「宮崎駿に失望した」というコメントが多く寄せられた。日本メディアが伝えている通り、日本のネットユーザーは宮崎駿の「売国的な行為」に憤っている。読売新聞の報道によると、例の発言があった翌日、スタジオジブリの公式サイトに2000を超えるコメントが寄せられ、その多くは宮崎駿に対する攻撃的な内容だった。そのうち多くの日本人ネットユーザーは、宮崎駿を「売国奴」と称し、日本人の感情を蔑ろにしたと主張した。「韓国メディアの前であんな発言をするなんて失望した。自作の海外公開のことしか考えないとは自己中だ。宮崎駿のDVD全作を捨てることにした」さらに極端な日本人ネットユーザーは、「宮崎駿を日本から追放しろ」と主張した。
韓国 日本の巨匠を称賛
一方で韓国メディアは、「宮崎駿の発言には敬意を禁じ得ない」と一致して伝えており、韓国公開前に本作を観賞したメディアは、本作に対して惜しみない賞賛の言葉を寄せた。
朝鮮日報は宮崎駿の新作に高い評価を下し、「本人と同じく、人を穏やかにする力を持っている」とした。韓国ニュースサイトのMKは、「宮崎駿の今回の発言を聞いてから本作を見直したら、より深いレベルの共鳴が生まれた。宮崎駿の博愛精神と、世界平和を求める考えは尊敬すべきだ」と伝えた。
本作は中国での公開が予定されていないため、中国のネットユーザーは今回の騒動にそれほど巻き込まれていない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月5日