大家族の中で、日本という国に対する二つの見方の狭間で育った劉品然さんは、次第に自分なりの答えを求めるようになった。
その答えは今年の夏見つかることになった。劉品然さんは7月に「アジアキャンパス」に参加するため訪日した。この活動は中日韓3か国の首脳が想起した大学生交流プログラムで、すでに4回成功裏に開催されている。今年は東京大学で12日間の交流が設けられ、劉品然さんは初めて日本に渡ることになった。
活動に参加した40名の中日韓の学生全員が国際関係を専攻する研究生。主催者は、彼らは未来における各国の外交政策策定者であり、彼らの交流は極めて大切と話す。
「私たちは3カ国間、特に中日間の戦争を含む問題について話し合いましたが、若い世代の人は偏った激しい発想はなく、皆交流を渇望しているということを強く感じました」と劉品然さんは夏の体験を振り返った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年9月5日