ロシアメディアによると、日本の羽崎泰男教授が鬼ごっこをオリンピックの正式種目にしようと活動しているという。誰もが五輪選手のように速く走れるわけではない。しかし鬼ごっこに必要な狡猾さと敏捷さなら、多くの人に備わっている。鬼ごっこをオリンピック種目にすれば、スポーツの普及に貢献できると羽崎教授は語る。 羽崎教授は今年64歳の元陸上選手。ここ3年に渡って、スポーツ種目としての鬼ごっこの普及に尽力し、2010年には特別委員会も設立した。
英メディアによると、羽崎教授は「鬼ごっこ団体戦」のルールも決めているという。大まかにいうと、各チーム7人制で、試合は前半後半それぞれ5分間。各チームに2分間の隠れる時間が与えられているというもの。
先日終わった第125回IOC総会で、東京は決戦で60票対36票でイスタンブールを退け、悲願であった2020年夏季オリンピックの開催権を勝ち取った。これは1964年の東京オリンピックに続く2回目の夏季オリンピック開催となる。
羽崎教授は東京での開催権を鬼ごっこスポーツ普及の絶好のチャンスと捉えており、まず2020年の東京オリンピックの実験種目とし、次の五輪で正式な種目にすることを検討している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年9月10日