日本のNHKのウェブサイトの9月12日の報道によると、日本の多くの道路標識は英語に訳した際に、日本語の発音のままローマ字で記された。このような表示は、外国人が見たときに意味がわからない。日本政府は、2020年の東京五輪の開催に向けて、これらの標識の英語訳を修正する方針を決めた。
27年前の1986年、日本は正式に英語の道路標識を使用し始めたが、多くが日本語の発音で、外国人はまったくわからず、非難されてきた。
東京都心でもこの現象はよく見られる。「六本木大通」は英語訳に「Avenue」や「Street」を使わず、日本語の発音の「Roppongi-dori」を使用した。また、東京の霞が関の「財務省上」交差点の標識には「Zaimusho ue」を使い、英語を使用していない。「国会正門前」の英語表記は「Kokkaiseimon」だが、正しいのは「The National Diet Main Gate」である。
7年後の2020年東京オリンピックの開催時、外国人にわかりやすくするため、道路標識にちゃんとした英語を使うべきである。国土交通省は9月11日、道路案内の英語表記を修正することを決めた。
また、東京だけでなく、海外からの観光客を日本各地に引きつけるため、全国の約50の主要エリアの道路標識を修正することを要請した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月13日