役割に変化
実際、日本人男性の家庭での役割は近年変化している。結婚相談所オーネットが2009年に1100人の男性に実施した調査では、20代の62%が「専業主夫になってもよい」と回答した。30代では69%に達した。
女性の所得の増加、仕事の競争の大きなプレッシャーによるストレス、家庭科の授業、映画やテレビの影響、晩婚の傾向などは、日本に「専業主夫」が現れた原因だと分析されている。
日本のインターネットリサーチ会社マクロミルが2010年に実施した調査によると、夫が家事を手伝い、そのうえ料理が得意であれば、家庭や夫婦関係はうまくいくと見られている。
独身の小山田佑太さんは、結婚後は子どもと一緒に積極的に家事をしたいが、この考えを学生に押し付けたりはしないと話している。