日本の任天堂の山内溥前社長が19日、肺炎のため亡くなった。85歳だった。山内氏は日本のゲーム界の親といえる人物で、同族会社の任天堂を世界的なゲームメーカーに育て上げただけでなく、同社を半世紀にわたって支えてきた。そのらつ腕家により、任天堂はファミコン時代に光り輝き、ゲーム界をリードする大手企業に成長した。山本氏が手がけた「スーパーマリオ」や「ポパイ」は、80年代生まれにとって子ども時代の深い思い出の一つであるに違いない。
スーパーマリオが教えてくれた10の人生の哲学を振り返り、ゲーム界を引っ張った父的存在の山内溥前社長を偲びたいと思う。
・ 立ち止まって道端に咲く花の香りをかぐ道端に咲く野花を踏みつけてはいけないが、立ち止まって香りをかぐのはかまわないだろう。この言葉は、忙しい生活の中にも、心を落ち着かせる場所を残すべきという意味である。
・ 飛ぶ前によく見る 何をするにも、行動する前に状況をしっかり見なければいけない。傷ついて、ゲームの中のようにやり直せないこともある。
・ 知らない道を恐れるな 常に冒険心を持ち、勇気を振り絞り、たまには違う道を行く。違うことをやってみると新しい景色が見えるかもしれない。
・ 空高くに輝く星を目標にする 現状に落ち着くのでなく、能力があればもっと高い場所に向かって進むべきである。
・ あきらめないレンガにぶつかり続ければ、いつか金貨が出てくる。
・ 背が低くても、意気込みと望みは高く持つ・ 肝心なのは時間である楽しい場面でも時間を守り、城に火がつけられる前に到着しなければいけない。
・ 世の中に「ゲームオーバー」はない 傷つき、失敗しても、「再スタート」の選択肢は永遠にある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年10月6日