日本で若者の「和食」離れ 洋食ファーストフードに負ける

日本で若者の「和食」離れ 洋食ファーストフードに負ける。 国連は、寿司などの「和食」の無形文化遺産への登録を検討している。しかし、その発祥地の日本では、これらの食べ物は「絶滅危惧種」と言う方がふさわしい。日本の若者はドーナツ、フライドポテト、フライドチキンなどの洋食を食べるようになり、日本の米などの伝統的な食べ物の消費量は減少し続けている…

タグ: 和食,無形文化遺産,寿司,日本料理,日本,若者

発信時間: 2013-12-05 11:09:49 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

政府の統計によると、日本の年間の米の消費量は15年前の944トンから779トンに減少した。クリスピー・クリーム・ドーナツ、ドミノピザ、マクドナルドなどのファーストフードチェーン店は日本の至る所にあり、短時間で合理的価格の食べ物を提供し、多くの会社員を引きつけている。

日本での和食の人気低下に伴い、家庭の伝統の衰退も懸念されるようになった。新年やその他の祝祭日でも、一家そろって食事することは難しくなっている。

専業主婦の平松さんは、母親と祖母から料理を学び、夫と息子は彼女が作った肉じゃがが好きだという。彼女は、「フライドポテトもたまに食べるけど、和食はずっと食べてきた物で、自分の血に溶け込んでいる」と話す。

東京の某レストランで料理長を務める47歳の宇田さんは、17歳のときに一生を和食に捧げることを決めた。彼は、「日本料理はとてもきれいだが、準備に時間がかかる。多くの人が以前より忙しくなり、作る時間がなくなった」と述べた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2013年12月5日

 

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