全世界で毎日無数のニュースが流れている。ニュースは単に情報を伝えるだけではなく、それが人々の生活に与える影響は計り知れず、世界の旅行活動に与える影響はとりわけ大きい。米「ChicagoTribune」紙の近日の報道を例に、ニュースの影響を受けた世界の観光地を見てみよう。
ベネズエラ
11月22日、米国務院が旅行先での安全問題に関する公開警告を発表。ベネズエラはベネズエラは全国的に謀殺、誘拐の犯罪率が高い他、コロンビアとの国境付近では暴力、誘拐、麻薬の販売および薬物密売などが持続的に増加している。ベネズエラ国内の米国政府関係者は夜間外出禁止令を含む安全準則の遵守を徹底し、一部の地域では装甲車を使用すること。米国公民は旅行する際は可能な限り団体行動をとり、周囲の環境には十分警戒しなければならない。
ウクライナ
11月24日、約10万人のデモ隊が大通りを占拠。恐らくこれは一連の抗議活動のほんの始まりに過ぎない。首都でデモが行われた原因は政府がEU諸国との交渉を止め、隣国ロシアとの経済協力関係を強化すると決断したためだ。抗議者が政府オフィスビルにものを投げ込むと、警官隊はいたって冷静にデモ隊に催涙ガスを噴射した。情報筋によるとデモ隊はヴィクトル・ヤヌコーヴィチ大統領にEU諸国との交渉再開の望んでおり、デモは今後さらに継続される見通しだ。