上海の中学生が「学習到達度調査(PISA)」2012年度調査で再び1位を獲得し、64の国・地域の中学生のトップに立った。同調査は数学、読解、科学の能力で評価され、上海の学生は3項目すべてにおいて世界一となった。パリに本部を置く世界経済協力開発機構(OECD)が結果を発表した。
上海の学生が同調査の1位を獲得したのは3年ぶり、2回目であり、西側の教育界に衝撃を与え、中国の教育界の喜び以上の注目を集めた。米国の学生の学力は平均レベルを維持しており、米国の教育界では危機感が再び高まった。
西側には上海の学生の「丸暗記」をあざ笑う人もいるが、中国社会の自尊心には影響しない。中国人の受験教育に対する批評は、外国人が言う以上に厳しく激しいためである。
中国の基礎知識の教育レベルは非常に高いことは争う余地のない事実だとわかる。いずれにせよ、これは成績であり、悪いことではない。