上海の学生が学力世界一に 中国の教育について考える

上海の学生が学力世界一に 中国の教育について考える。 上海の中学生が「学習到達度調査(PISA)」2012年度調査で再び1位を獲得し、64の国・地域の中学生のトップに立った。同調査は数学、読解、科学の能力で評価され、上海の学生は3項目すべてにおいて世界一となった。パリに本部を置く世界経済協力開発機構(OECD)が結果を発表した…

タグ: 中学生,上海,トップ,教育,大学受験

発信時間: 2013-12-06 14:26:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

中国のここ数年の大学新入生募集の比率は高まっているが、基礎教育の競争は激しさを増している。大都市では幼稚園でもその傾向がある。幼稚園で小学校のことをやり、低学年で高学年、中学校で高校、高校で大学のことを学ぶ。大学に入ると保障されたようなもので、一部の学生は何も学ばなくなる。中国の基礎教育の本当の精神は学習ではなく、競争だと言わざるを得ない。

中国社会、ひいては東洋全域は資源が不足し、そのうえ程度は異なるが発展がアンバランス、さらには階級的なものであり、このような社会では個人が受ける教育の優位性が非常に重要となる。農村の一般階層の子供にとって、これは人生を良い方向に向ける決定的な一歩である。大都市の中産家庭の地位もしっかりしておらず、競争の圧力は西側社会より大きく、教育面で負けられない状態だ。全社会の青少年にとって、試験は学習の成績というだけでなく、早くからやらざるを得ない人生の戦いである。

     1   2   3   4    


iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。