調査で日本の公園の模造品と発覚
エジプトのカイロで112年ぶりに雪が降り、SNSと一部メディアは雪に覆われたスフィンクスが写った写真を転載した。しかし、このスフィンクスは日本のある公園の複製品であり、「北京青年報」の記者の調査で、エジプトでの降雪は局部的なものであり、報道にあったほどの規模ではなかったことがわかった。
スフィンクスの雪の写真がネットに出回る カイロが白い雪に覆われる
この写真は、13日の中東国家での降雪に伴いインターネット上に出回った。イギリスのザ・ミラー紙の14日の報道によると、写真は最初にソーシャルニュースサイトに登場し、その後にソーシャルメディアに転載され急速に広まった。
そのほか、エジプトでの112年に一度の雪は、「暑い」「砂漠」で有名なエジプトでは非常に珍しく、ネットユーザーは「エジプトでも雪が降るなんて、何事もあり得る」と驚きを示した。エジプトでの降雪はメディアからも注目され、あるメディアは「13日、カイロ市民が朝起きると、街全体は白い雪に覆われていた」と伝えた。