地下鉄の車内でうとうとする日本人
上海の学生が経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査(PISA)で再び1位を獲得し、中国台湾地区、日本、韓国も上位に入った。このような成績は西側諸国に衝撃を与え、東アジアは誇りに感じたが、中には「学生は疲れすぎているのではないか」と考え直す人もいる。実は、「疲れる」は東アジア地域でよくある現象であり、学生だけでなく、社会人も疲れている。では、東アジアの人たちはどうしてそんなに疲れる生活を送っているのか。これは東アジアの儒教文化が強調する責任、向上と関係があり、「ベストを求めるのでなく、ベターを求める」ことをひたすら追い求めるためだという見方が強い。北京大学の張頤武教授は、「中国人が近いうちに『疲れ』から完全に解放されることはできないが、中年の人たちは精神状態を安定させるべきである。若者が『疲れた』と言うのはやや大げさであり、彼らは努力し続けるべきである」と話した。