ロシアメディアの10日の報道によると、日本の科学者が力学、工学、口腔医学の三つの視点から4ヶ月かけて「正しいハンバーガーの食べ方」を研究し発表した。
「どうすれば具を落とさずに食べられるのか」、そんな素朴な疑問に対し、科学者らは4ヶ月間真剣に実験を繰り返した。現在「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるイグノーベル賞候補に挙げられる可能性が浮上している。
この研究には力学、工学、口腔医学の三つの分野の専門家が携わった。度重なる実験の結果、正しくハンバーガーを食べるには両手の親指と小指をハンバーガーの下部に、他の指を上部に置き「しっかりつかむ」ことで、中の具を落とさずに済むという結論を導き出した。この結論を導くために、彼らは3Dスキャナーで模擬的にハンバーガーが口に入る過程を再現し、口に入ると同時にハンバーガーの形が崩れることを発見。片手ではなく、両手でこのように持つことで形が崩れることを防ぐことができるとした。専門家らはこの結論に自信満々だ。
多くのファーストフード愛好家が複数の指をハンバーガーの底部に集めて食べると考えられるが、これまでずっと「間違った」方法で食べてきたと思うとこの結果は非常に新鮮だ。
また、口腔医学専門家は、食べる前にハンバーガーを温め、口の開閉を反復して「準備運動」を行っておくことでより効果的に食べられると付け加えている。
ちなみに、記者がマクドナルドのビッグマック製造者にこの結果を伝えたところ、製造者側としては、消費者に食べ方を教える必要はないという面白い答えが返ってきた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月13日