京都は昔の日本、東京は現代の日本を表すが、長崎の歴史は日本の近代史の一部である。長崎に出発する前、ここを訪れる大きな理由はなかった。この海辺の都市で最初の食事をしたとき、長崎が受けた傷は自らの温かさに癒されたと感じた。
長崎について、2つの表現方法がある。1つは長崎と広島は心に無念が残る都市であること、もう1つは円形の劇場をイメージできることである。長崎港の広い海面を表し、ここの住民の家から山頂までが美しい風景を作り出す。1000万ドル相当と言われる長崎の夜景は住宅の照明による魅力的な景色である。
旅行者のスケジュールに長崎が含まれているかわからないが、そこに数日滞在した私は、長崎には行くべき場所があると伝えたい。今の長崎の温かさは歴史によって与えられた特別なものである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年2月13日