韓国の「中央日報」の4月14日の報道によると、サムスングループの上半期の入社試験が13日、韓国85カ所の会場、米国のニューヨークとロサンゼルス、カナダのトロントで行われ、正社員8万人と実習生2万人の計10万人が試験に参加した。
多くの受験者は、「今回の試験問題は変化が多く難しくて困った」と話している。サムスンは今回の試験で、言語、数理、推理、常識の4分野に空間認識能力に関する質問を加えた。また、常識分野には10問以上の歴史に関する質問もあった。質問は175問から160問に減らされ、回答方式は昨年の4択から5択に変わった。
サムスンの関係者は、「今回は簡単な知識に関する質問を減らし、文化的知識と総合思考力を判断できる質問を増やし、歴史問題の割合も高くした」と話した。昨年と今年続けて試験に参加した人は、「今回は複雑で答えにくい質問が多く、過去の問題集はほとんど役に立たなかった。これからは集中学習ではいけないようだ」と漏らした。
サムスンは今回の試験を通して採用人数の2~3倍の人を選び、5月に面接を行う。年間の応募者数が20万人を超え、サムスンは今年1月に大学の校長が推薦するなどの方式を打ち出したが、発表された全国200校以上の大学の校長推薦枠の割合は論争を引き起こし、プランを実施しなかった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年4月16日