韓国客船沈没事故、アジアの痛ましい歴史を再演

韓国客船沈没事故、アジアの痛ましい歴史を再演。 スイスBlick紙は韓国客船沈没の悲劇について、「大自然の前で、人類は依然として無力であり、悲惨な事故が次々と発生している」と報じた…

タグ: 韓国 客船 沈没 アジア

発信時間: 2014-04-18 14:21:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

スイスBlick紙は韓国客船沈没の悲劇について、「大自然の前で、人類は依然として無力であり、悲惨な事故が次々と発生している」と報じた。

韓国・聯合ニュースは16日、韓国の客船沈没事故を振り返った。1970年12月15日、客船「南洋号」が南部の都市、全羅南道の麗水市沖で沈没し、323人が死亡した。1993年10月10日、客船「西海号」が全羅北道の南西の沖合で沈没し、292人が亡くなった。1993年以降も韓国では沈没事故が発生している。例えば2009年3月10日には、1隻の貨物船が日本の沿海部で自動車運搬船に衝突し、16人の船員が失踪したことがあったが、特大事故は発生していなかった。

韓国の客船は国内外(ロシア、中国、日本を含む)を結んでいるが、航路は主に済州島に集中している。韓国の多くの人はストレスが山積する都市から逃れようとしており、済州島が最も人気のあるハネムーン旅行先となっている。また客船は割安な乗船料により、航空機との競争で有利になっている。済州島は「韓国のハワイ」と称されており、済州島政府の公式サイトのデータによると、2013年には延べ230万人の外国人観光客をもてなした(そのうち78%は中国から)。

英インデペンデント紙は16日、客船沈没事故を受け、「世界的に見て、客船の事故による死亡者数は航空機を大幅に上回っている。死亡者数はアジアが特に多いが、これは人口が密集し、川と海の航路が多く、安全基準が低いといった致命的な要素が重なっているためだ」とアジアの客船業界に焦点を絞った。

同記事は、「ロンドンに本部を置く国際海事機関(IMO)は、受け入れられない生命の損失と称する、アジア国内の客船への注目を強めている。事件を減らすため、IMOは一連の会議を開いており、直近の会議は昨年、中国の南京で開かれた。韓国や朝鮮などを含む16カ国は、安全文化の推進、客船の安全規定の遵守を促す賞罰制度の導入に同意した。しかし今年3月末にタイ湾で過積載の客船が沈没し、3人が死亡した。インドネシアのロンボク島で今年1月に発見した客船事故により、10数人が死亡した」と伝えた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年4月18日

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